2013年7月24日 星期三

肥満治療薬のビーバス社、CEOと取締役会の交代に合意

 VIVUS Maker of Obesity Drug Agrees to New CEO

肥満治療薬メーカーのビーバスは、新たな最高経営責任者(CEO)の指名と、現行経営陣に反対する株主が取締役会を掌握することで合意した。肥満治療薬の売り上げが期待外れとなったことを発端とした経営陣と株主間の委任状争奪戦に終止符が打たれることになる。
Vivus  Inc. agreed to appoint a new chief executive and hand over board control to dissident shareholders, ending a contentious proxy battle that started because of disappointment over sales of the company's obesity treatment.

投資助言会社のファースト・マンハッタン・カンパニーならびにサリサ・キャピタル・マネジメントとの和解により、アンソニー・P・ズック氏が新たなCEOに就任する。現行CEOで共同創業者のリーランド・ウィルソン氏は退任するが顧問として残る。ズック氏は2月まで医薬品大手アストラゼネカのグローバル・コマーシャル部門執行副社長を務めており、ファースト・マンハッタンに引き抜かれた。
As part of the settlement with investment-advisory firms First Manhattan Co. and Sarissa Capital Management LP, Anthony P. Zook is expected to become Vivus's new CEO, while the current leader and co-founder, Leland Wilson, has agreed to depart but remain in an advisory role. First Manhattan had recruited Mr. Zook, who served as executive vice president for global commercial operations at AstraZeneca  PLC until February.

また、現在9名の取締役会を11名に増やし、6名はファースト・マンハッタンが指名する。ファースト・マンハッタンは同社の発行済株式の約9.9%を、サリサ・キャピタルは約2%を保有する。
In addition, Vivus will expand its board to 11 members from nine to include six nominees from First Manhattan. First Manhattan holds about 9.9% of Vivus's outstanding stock, and Sarissa Capital owns about 2% of Vivus's shares.

この和解案にはまだ株主の承認が必要だが、ビーバス経営陣とファースト・マンハッタンとの間で1カ月にわたって続いていた同社の経営権とその肥満薬「キューシミア」の支配権をめぐる争いに終止符が打たれる。一部アナリストはキューシミアには非常に将来性があるとみているが、上市以来最初の6カ月間の売り上げは700万ドル未満で、証券会社のアナリスト予想を大きく下回った。
The settlement, which still requires shareholder approval, concludes a bruising months long proxy battle between Vivus and First Manhattan for control of the pharmaceutical firm and its obesity drug Qsymia, which some analysts believe could become a blockbuster. The drug has produced revenue of less than $7 million in roughly its first six months on the market, far below Wall Street analysts' projections.

委任状争奪戦は終わったかもしれないが、ビーバスの新経営陣と取締役会は今後、キューシミアの売り上げを伸ばし、市場に浸透させるという課題に取り組まなければならない。肥満治療薬の過去の実績はまちまちで、多くの開業医はその効能や安全性を疑問視している。また、メディケア(高齢者向け医療保険)やメディケイド(低所得者向け医療保険)などの大半の健康保険プランでは肥満治療を適用外としており、消費者の自己負担が大きい。
With the proxy battle likely over, Vivus's new management team and board face the challenge of improving sales and market penetration for Qsymia. Weight-loss drugs have had a mixed track record, and many primary-care physicians remain skeptical of the drugs' effectiveness and safety. Most insurance plans, including Medicare and Medicaid, don't cover obesity treatments, putting a high out-of-pocket cost burden on consumers.

昨年9月にキューシミアが上市されて以来、ビーバス社はいくつかの障害にぶつかってきた。当初の承認は通信販売に限定するという条件付きだったため、後にこの制約は取り除かれたが、最初の数カ月は患者にとっても医師にとっても負担が大きかった。一方、保険の還付がないことで、多くの患者は毎月の自己負担額が高すぎるために処方を諦めた。
Since launching Qsymia in September, Vivus has had a number of setbacks. The drug was approved under the condition that it only be sold through mail-order pharmacies, a restriction—since lifted—that proved burdensome for patients and physicians in the early months. Meanwhile, a lack of insurer reimbursement caused many patients to abandon their prescriptions because of high monthly copays.

同社を批判する向きは、同社の最大の過ちは、大手の医薬品会社と提携せずにわずか200人足らずの営業部門でキューシミアを売ろうとしたことだと考えており、中堅投資銀行カウエン・アンド・カンパニーのアナリスト、シモス・シメオニディス氏は「この決断は先見の明がないことを示している」と指摘した。同社は最近になって提携先を探す方針を示したが、大型薬の上市の準備ができていないとのイメージを払拭するには遅きに失した感がある。また、今では先月上市したアリーナ・ファーマシューティカルズの肥満治療薬「ベルビック」からの競合にも直面している。
The company's biggest mistake, critics said, was its decision to launch Qsymia on its own with a sales force of fewer than 200 people instead of joining with a larger pharmaceutical company. "It showed a lack of vision," said Simos Simeonidis, a Cowen & Co. analyst. Vivus more recently said it would seek a partner, but it was too late to undo perceptions that it wasn't prepared for a major drug launch. Vivus now faces competition from Arena Pharmaceuticals Inc., which launched its obesity drug Belviq last month.

ビーバスの株価はキューシミアの承認直後につけた高値から数カ月で3分の2近く下落したが、ファースト・マンハッタンが3月に持分を増やしたことで25%以上戻している。ただし19日は経営陣交代による今後の影響が懸念され、13.67ドルまで前日比8.3%下落した。
Vivus shares lost nearly two-thirds of their value in the months following government approval for Qsymia, but the stock has risen more than 25% since First Manhattan raised its stake in March. Still, Vivus shares fell 5.8% in morning trading Friday to $13.67 on concerns about the impact from the management changes on the company's future.

2013年7月20日 星期六

猛暑の中、快適に買い物を 百貨店の工夫を取材しました



西日本では、厳しい暑さが続いているが、関東も18日以降は、再び暑さが戻ってくるとみられる。こうした中、都内の百貨店は、快適に買い物を楽しんでもらおうと、さまざまな工夫をこらしている。

新宿タカシマヤでは、17日から、開店を待つ客に、飲み物やおしぼり、塩分が含まれる、あめを配っている。

開店を待つ客は、「すごくありがたいです」、「とてもうれしく感じております。びっくりしました」などと話した。
さらに、最高気温が35度以上になると、翌日には、ユニークなサービスが待っている。

猛暑日だった次の日は、シングルのアイスクリームをダブルにサイズアップしてくれるという。
このほか、8階の喫茶店では、飲み物を注文すると、おかわりのアイスコーヒーが無料になる(猛暑日翌日午後2時~5時)。

新宿タカシマヤの広報・山川 真由美さんは「暑い中でも、お客さまに百貨店に足を運んでもらうためのサービス。クールシェアしてもらうことで、節電にもつながると」と話した。

一方、プランタン銀座では、東京の予想最高気温が30度以上の日は、手のマッサージ「ハンドトリートメント」を無料
で受けられるほか、飲食店で食事を注文すると、チョコレートがついてくるサービスもある。

厳しい暑さが続く中、来店を促すためのアイデア競争も激化するとみられる。

ラーメンが海外で人気 & 行列のできるNYのラーメン屋

うなぎのかば焼き 割安販売の動き

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今月22日の「土用のうしの日」を前に、大手スーパーの間では、うなぎの仕入れや、かば焼きの生産の時期を例年より早めるといった工夫でコストを抑えるなどして、高値が続くうなぎを割安な価格で販売しようという動きが相次いでいます。
シラスウナギの漁獲量が減少している影響で、スーパーなどで販売されるうなぎのかば焼きの価格は高値が続き、販売の減少傾向が続いています。
このため、大手スーパーの「ダイエー」は、最も需要が伸びる今月22日の「土用のうしの日」までの3日間、全国290余りの店舗で国産のうなぎのかば焼きを去年より20%値下げして販売しています。

このスーパーでは、例年、1月以降に行っていたうなぎの仕入れを2か月ほど早めるとともに、かば焼きを生産する工場の閑散期に加工を委託することでコストを抑え、値引きにつなげたということです。

一方、「西友」は、国産のうなぎのかば焼きの価格を去年よりおよそ1割実質的に値下げして販売しています。

西友水産部の蜂須賀誠バイヤーは「価格に敏感な消費者が多く、仕入れ価格の上昇をそのまま転嫁することはできない。利益は少なくなっても購入しやすい価格で提供することで、売り上げの増加につなげたい」と話しています。

熱中症対策や夏を快適に過ごすための商品の販売好調(13/07/10)



全国的に厳しい暑さが続く中、熱中症対策や、夏を快適に過ごすための商品の販売が、このところ、大幅に伸びている。


街の人は、「外出ただけで、すぐ汗かいちゃって、今タレタレです」、「日傘なし、扇子なしじゃ、ちょっと歩けない感じです」などと話した。

デザイン豊富なステテコは、女性用もそろえるなど、東京・豊島区の池袋ロフトでは、家の中で快適に過ごすための商品を充実させている。


2013年から販売を始めたという、冷却枕をはじめ、「クールアイテムコーナー」の売り上げは、7月に入ってから、2012年の同じ時期を2割ほど上回っているという。
一方、東京・中央区の小伝馬町ドラッグでは、朝からサラリーマンなどが、汗ふきシートなどを相次いで購入していた。


小伝馬町ドラッグ・鈴木店長「けさから暑いので、売れてしまって。今季は、特にシトラスとか、クールタイプのものが売れています」と話した。

さらに、飲料コーナーでも、一部商品の補充が追いつかないほどの売れ行きだという。


東京電力管内では、8日・9日と、2日連続で2013年の最大電力を更新するなど、各地で猛暑が続く中、夏本番を迎え、暑さ関連商品の商戦も本格化するとみられる。